2018年6月14日木曜日

犬ヶ島良かった!!


 ウェスアンダーソン監督の最新映画「犬ヶ島」を観ました。全編ストップモーション・アニメーションで作られた大作で雰囲気のあるステキな作品でした。ここ最近で観た映画の中では一番好きかも。

 実写のアニメーションなので作り込まれたセットはCGを超える情報量と空気感があり、アニメーションの映画であるということを忘れて物語に引き込まれました。舞台はメガ埼市という伝統と技術が組み合わさった架空の都市、日本の文化や風習もよく研究されております。お寿司や相撲などはベタなところではありますが、でも、それが監督のフィルターを通して面白い具合に仕上がっています。

 言葉は犬が英語をしゃべり、人が日本語を話して、言葉が通じているのか通じていないのか?摩訶不思議なコミュニケーションで物語が進行します。主人公の小林少年は 宇宙飛行士のような服を着て、頭に金具が挿さったままの姿で犬を連れて冒険します。私が映画を観る前に想像した鬼退治的なお話とは異なりましたが、(遠い意味では通ずるかもしれませんが・・・)面白かった。


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