2018年1月21日日曜日

「頭」が良くなる文房具


信頼文具舗の和田さんが『「頭」が良くなる文房具(双葉社)』を出され「献本」を頂きました。

丁寧な和田さんらしく文房具の用途やメーカー別に詳しく解説された本です。
文房具は道具なので感性にマッチしたり、使い勝手がよかったり、
持った感触が気に入ったなど、いろんな角度から試されます。

和田さんがおっしゃるように、
文房具には使い方のひらめきに気づき、考え、工夫して、
一つの道具としての相棒の文房具を完成させていく面白さがあります。
パッケージ商品を購入して、
そのまま消費していくライフスタイルで長くやってきた私たちにとっては、
職人のように道具を自分の使い方に慣らしていくことは、
なかなかにハードルが高いことでもあります。

スコスの仕事に於いても業務のほとんどは、
デジタルに置き換わったと言ってもおかしくない位に、
パソコンやタブレットは仕事と一体化しております。

唯一、手書きにこだわるのは絵を描く時ぐらいです。
「CLIP STUDIO」や「フォトショ」「イラレ」も入っておりますが、
使うのはデジタル加工する時のみです。
デジタルの色を替えたり、レイヤー作業したり、修正・コピーは恐ろしい位に、
便利な機能がいっぱいですが「原画」を描く時は今も手書きです。
私は秋葉原とかでタッチペンで上手に描く人たちを見ていると、
重力や空間を超えたデジタルキッズと思ってしまう位の昭和おやじであります。

さて、デジタルがいつやって来たのか?
私が小学生位の頃にはじめて「スペースコブラ」の寺沢先生がコンピューターでマンガを描いていると話題になりました。手書きやエアースプレーを使ったマンガと何が違うのか?って印刷物をじっと眺めた記憶があります。その後、NHKの人体か何かの番組でフルCG映像をはじめて観た時にはコンピュータ~スゲーでした。完成されたピクサーの「トイストーリー」の時にはコンピュータなしの作品はなくなるなと思いました。

過去厨しましたが、
まーいろいろコンピューターには勝てないなと思う次第ではあります。
スコスにもAIが入ったのでスコス風のイラストを学習させれば、
その内にAI君がイラストを描いてくれるかもしれません。


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